2012年5月10日木曜日

3という数字のマジック。

「石の上にも3年」
という言葉がある。

仕事をする期間も、「とりあえず3年は続けなさい」といわれる。

世間一般でいう、3年という数字はとっても大事な期間らしい。


そういう私も、このヨガのお仕事についてちょうど3年。
もちろん、私のTT同期も3年目の子たちが多い。
そこで気付いたのが、「3年目の壁」。
やっぱりあるらしい。この間みんなで話したら、それぞれ迷ったり、悩んだり、考えていた。

そう、1年生はただがむしゃらに、新しい世界になじもうと努力するだけでいい。
2年生は 少し慣れてきて楽しむことができてくる。
3年生になると、自分の引き出しに限界を感じて、もっと新しいことを取り入れなくては!と焦りだす。


きっとこれは3年目にして、いろんな経験を踏ませてもらってきたからこその壁だよね。
ここを乗り越えたら、またいろんなものが上手くまわりはじめるんだろうな♪


実は3という数字は、私もよくスタジオの無料体験に来てくださった生徒さんによく伝える数字です。
「とにかく3カ月は続けてみてください!」ってね。

3カ月頑張れた人は、そのあとも頑張れるんです!
これは本当。なんでもそう。

これは自分の中の信念なんだけど、
3カ月ごとに自分の中でいろんな変化がおきて、
理解したり、また困惑したりという積み重ねが3カ月ごとにおきるのです。

過去の話ですが、7年前に一人でオーストラリアに一年いったとき、
まったく英語が話せなかった自分。
高校は英語科だっただけに、少しは自信があったのだけど、
現地の人のいっていることはさっぱりわけが分からず、「OK」しか言えない自分にいら立ちの毎日だった。そんなとき、ある日本人に
「3カ月ぐらいたったら、耳も自然に慣れてくるから、しばらくの辛抱だよー」とアドバイスされた。


本当にそうだった。3カ月後にはリスニングができるようになり、簡単なコミュニケーションは
とれるように。そしてそのまた3カ月後、ある程度友達もでき、バイトもできるぐらいの英語力になった。そのまた3カ月後には、こんどは全く英語が耳に入ってこなくなってしまった。
なぜ????
なんだか、英語脳が破壊されたような感覚だったな・・・
帰国前には、その脳は元にもどってくれたけど、この破壊された時期を乗り越えてからは、
本当に英語を話すことが当たり前になっていて、なんでも楽しむことができた。
きっと今考えると「私、相当頑張ってたな(笑)」と我ながら思います。

でもそれだけ3カ月単位で、いろんな変化を敏感に感じることができたのは、
一年間という限られた期間のなかでの日々だったからこそだと思う。
12カ月だから、きっと4回変化が起こって、成長できたんだと思っています。


 3カ月後のこと、3年後のこと、いろんな変化を想像しながら
楽しく未来をつくっていきたいものですね。
 3年目の壁まっただ中の今の私も、
来年はこの記事をみて笑えるといいな~。